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Plasma glucose level decrease as collateral effect of FPP論文リスト追加-2型糖尿病に対するFPPの影響-

2型糖尿病*に対するFPPの影響


厚生労働省が行った「2007年国民健康・栄養調査」によると、糖尿病が「強く疑われる人」は全国民のうち約890万人「予備軍」は約1320万人と推計され、10年前に比べて大幅に増加しました。
肥満や2型糖尿病、高血圧、高脂血症など様々な生活習慣病の増加は、日本人の大きな関心のひとつでもあります。
FPPはそのような症状を持った方にも安心して使用していただくことができます。
FPPには、その働きを裏付ける確固たる科学的根拠があるからです。

今回FPPに関する論文一覧に、新たに糖尿病に関するFPPの影響について発表された論文を追加いたしました。

*2型糖尿病:インスリン非依存型糖尿病。自己免疫性疾患である1型糖尿病よりも頻度が高く、日本人の糖尿病患者の95%以上は2型糖尿病。主な原因は遺伝的背景と肥満。インスリン分泌が低下したり、インスリンが十分に作用しなくなるために血糖値が上がる。


「Plasma glucose level decreases as collateral effect of
fermented papaya preparation use」

パパイヤ発酵食品の付随的効果、血漿血糖値の低下

C. Danese, D. Esposito, V. D' Alfonso, M. Cirene, M. Ambrosino, M. Colotto

Department of Clinical Science, university "La Sapienza", Rome, Itary
イタリア、ローマ La Sapienza大学 臨床化学

La Clinica Terapeutica 2006:157(3):195-198 掲載



論文要約:
【目的】パパイヤ発酵食品(FPP)は、抗酸化作用の調整を行い、DNAや体内組織の酸化ダメージを防ぐ働きを持つ天然由来の健康食品である。FPPは高齢者を中心に広く使用されており、午後の血糖値の低下に対しての使用など、まだ明らかになっていなかった付随的な働きのためにも使用されている。
この研究の目的はFPPを使用したときの、血漿血糖値の低下について可能性を検証することである。

【方法】糖尿病治療薬グリベンクラミドによる治療を受けている25人の2型糖尿病患者(女性13人、男性12人)と健康な25人(女性16人、男性9人)に2ヶ月間昼食時に3gのFPPを摂取させた。

【結果】2ヶ月間のFPPの摂取により健康な人も2型糖尿病患者も血漿血糖値が有意に低下したという結果が得られた。この血糖低下作用によって、経口糖尿病治療薬の量を抑えることができた(患者のうち一人は治療の必要がなくなった)。

【考察】本研究によってFPPの摂取が2型糖尿病の治療の補助剤として有用であると示された。

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  • 2009.06.21
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