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学術発表関連

2015/06/02学術発表関連

Milano Expo 2015、慢性疾患の予防学会

2015年5月1日-10月31日、イタリア・ミラノにて「FEEDING THE PLANET, ENERGY FOR LIFE (地球に食料を、生命にエネルギーを)」をテーマにミラノ万博が開催されています。
食料をめぐる人類共通の課題と、その解決策や貢献策を模索し、その方向性を提示していく「理念提唱型」のこの万博で、5月30日、慢性疾患の予防をテーマに期間中唯一の国際医学学会が開催されました。

アメリカ、ヨーロッパから多くの学者が参加し、バチカンの厚生大臣、モンペンダバウ氏の病気の予防に対する重要性について話がありました
大里研究所からは、リュック・モンタニエ博士と理事長 林も参加しました。
また、FPPの糖尿病患者への臨床を積極的に行っているオハイオ州立大学のChandan K Sen教授が、II型糖尿病患者に対するFPPの創傷治癒効果についての臨床研究を発表し、慢性疾患における新しい予防医学の可能性を示しました。


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オハイオ州立大学、チャンダン教授のFPPとⅡ型糖尿病患者の臨床研究の発表

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フランス、パリ大学のDominique Belpomme教授も参加。
Belpomme教授は、FPPの電磁波過敏症への効果についての研究を進めており、5月にベルギーで開催された学会にて電磁波過敏症についての講演をしました。
8月には論文として発表される予定です。

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左から、理事長 林、モンタニエ博士、ベルポン教授

他にも数多くの最新の研究が発表され、大里研究所はこの学会のスポンサーとしても協力しました。

学会終了後、ミラノ万博会場では日本館に行き、おいしいすき焼き定食をいただきました。

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Dr.Pierreと彼の娘Améile