【臨床研究】FILE : 2006
酸化ストレスの赤血球に対する影響と加齢の関:機能性食品介入の見地から
F. MAROTTA, K. PAVASUTHIPAISIT, C. YOSHIDA, F. ALBERGATI, and P. MARANDOLA
12人の健康な高齢者を1日9gのFPPを4週間摂取するグループとプラセボのグループに分け、抗酸化物とNO調整の働きを調べた。赤血球(RBC)膜におけるタンパク質/脂質組成について、年齢や摂取群の間の違いは見られなかった。
高齢者では、赤血球中のマロンジアリデヒドとNO合成酵素(NOS)の濃度が高かった(p<0.05対「若年齢層」コントロール)が、スーパーオキシド・ジスムターゼ(SOD)には違いがなかった。
そのような体内機能の衰えは、FPPを摂取することで防ぐことができた(p<0.01)。
赤血球と赤血球ゴーストにおけるクメンヒドロペルオキスドを用いた脂質過酸化反応性は、促進されていた(p<0.01対「若年層」)が、FPPを摂取することによってintactな赤血球が顕著に保護された(p<0.05)。
これらの予備的なデータは、FPPの持つ、赤血球の酸化ダメージを顕著に予防する抗酸化能/NO調整能を示すと共に、加齢や、慢性化、変性化しやすい疾病に対する有用な手段になりうることを示している。

G.A.I.A., Age-Management Foundation, Pavia, Italy; Institute of Science & Technology, Mahidol University, Thailand;ORI Bioscience Lab., Gifu, Japan.
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