FPPについて

FPPと健康食品との違い

SIGNATURE4月号掲載の石原結實先生の健康食品ブ-ムの裏表の指摘によりますと、米国農務省発表では,現代文明人は「栄養過剰による栄養失調」状態にあります。つまり、炭水化物、脂肪、タンパク質などの三大栄養素は取り過ぎているのに、それを体内で利用するための必要なビタミン、ミネラルといった微量栄養素が不足している訳です。

そこで、「栄養過剰による栄養失調」の人々のために、現行の健康食品、健康補助食品として流通している商品は、ビタミン、ミネラルをサプリメントとして体に微量栄養素として仮定したものを精製し、自然の何十倍、何百倍の濃度で体に足らない栄養素を補うアプロ-チをしています。そこに、生体としての人間を考えずに作られたマ-ケットがあります。

大里研究所は、現代文明人の微量栄養素が不足しているのは、人間が食べ物から消化吸収する能力が低下しているのではないかと考えます。その一つの原因は腸内細菌叢を含む体全体のシステムが、毎日の食べ物に防腐剤などの化学物質が含まれているためバランスが狂い、うまく消化吸収できなくなると考えます。従って、消化吸収出来ない人にいくら高濃度のミネラルやビタミンを体内に供給しても体外へ排出されてしまいます。また、ビタミンやミネラルの過剰摂取による障害も報告されています。

現代文明人にとって大切なことは、食べ物から体にとって必要なビタミンやミネラルを最も効率良く吸収できる能力を再生させることです。

ところで、人間と同じく近年の栽培法による野菜も、「栄養過剰による栄養失調」状態であり、ミネラルを吸収できない現代文明野菜です。そこで、近年 有機農法が注目を浴び、消費者も<より良い>野菜を求めはじめました。東京農業大学 小泉武夫先生によりますと「なぜ有機農法の野菜が甘いのか」。それは、有機農法の野菜には強い毛根が多くあり、ミネラルを十分吸収できるからです。

地球上の生物である人間、植物も今日同じ問題に直面しているのです。

ここにFPPの必要性が生まれてきました。

FPPの成分にはビタミンやミネラルはほとんどなく、90%以上が炭水化物(糖質)です。しかし、FPPを食べることにより、本来人間が持っていた体質(土壌)とその吸収能力(植物でいう毛根)が再生され、特に食生活を変えなくても、人それぞれに必要な微量栄養素を毎日の食べ物から消化吸収できるよう助けます。

今、生きていると言う根本を見直す時期が来ているのではないでしょうか。

ユナイテッド航空 機内誌vol.79にFPP掲載

ユナイテッド航空 日本語版機内誌 「United Leader's Review」 vol.79 にFPPと大里研究所の記事が掲載されました。

ユナイテッド航空日本語版機内誌vol.79 でも紹介されました。
閲覧はこちら】(pdfファイル:2.65MB)