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2020/10/13お知らせ

岐阜経済講演会にて予防医学の講演を行いました

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10月6日(火)市立中央図書館などを擁する岐阜市内の複合施設ぎふメディアコスモスにて、日本道経会岐阜支部と岐阜県モラロジー経済同友会が共催する「岐阜経済講演会」が開かれ、大里研究所 理事長 林 幸泰が演者として依頼を受け「最大の予防薬は正しい知識と教育〜コロナ禍の対応と感染予防のためのヒント〜」をテーマに講演を行いました。足を運んでいただいた方々には、深くお礼を申し上げます。

講演は、20年以上「世界エイズ研究予防財団」理事兼日本事務所代表として小中学校などで行っているエイズ予防講話の模擬授業から始まり、病気の予防のためにはまずは病気の特性や感染経路などの知識が重要であり、そのためには教育が必要であることや予防による経済効果を伝えた後、大里研究所が認知症予防を目的に始めたPROJECT ORI WINEや、24時間耐久レースによる脳の酸化ダメージからの回復の観点からアストンマーティンレーシングとの関わりについてもお話しました。

最後のトピックは、予防医学の観点から見た企業における新型コロナウイルス感染症対策の取り組みについてです。大里研究所では、社員の感染リスク軽減のため、本人だけでなく同居の子供や伴侶、両親に熱や咳などの症状が出た時も、すぐに会社に連絡をしてもらい、2〜3日自宅待機して熱が下がらず公的機関での対応範囲外の場合、郵送で自分の唾液を検体としてクリニックに送るPCR検査の体制を準備しています。検査費用を会社が負担することで、社内感染が予防でき、社員が安心して仕事復帰できれば、費用対効果は非常に高いと考えています。こうした具体的な防御策を説明し、参加者からも意見を募りました。

講演の最後には多くの質問も頂きました。
今まで体験したことがない「新型コロナウイルス」による感染症という問題に対し、どう向き合うべきなのか、参加者の方々と共に考える貴重な機会となりました。

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検温を行い座席の間隔をあけて講演を開催

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学校で行うエイズ予防講話を実演

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ウイルスの感染力をボールのおもちゃで再現

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新型コロナウイルスについてもまずは知ることから

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多くの質問も飛び出し深い議論ができました

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事前の告知チラシ

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主催の日本道経会岐阜支部・岐阜県モラロジー経済同友会より
寄付をいただきました。
世界エイズ研究予防財団の活動に役立てていきます。

講演の様子は10月6日夕方のぎふチャン「ぎふサテ」内で紹介され、10日7日付けの岐阜新聞朝刊に掲載されました。

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